「ちびまる子ちゃん」さくらももこさん死去発表後の放送、視聴者「泣きそう」

[ 2018年9月2日 18:00 ]

「ちびまる子ちゃん」(C)さくらプロダクション/日本アニメーション
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 フジテレビの人気アニメ「ちびまる子ちゃん」が2日午後6時にスタート。8月15日に乳がんのため亡くなった原作者・さくらももこさん(享年53)の死去発表後初めての放送で、公式ツイッターやSNS上では放送開始前からファンのメッセージが集まり、改めてさくらさんを悼んだ。

 この日の番組内容は、さくらさんの訃報を受けて変更。予定されていた「まる子、ピラニアがこわい」「まる子、種を食べたい」に差し替えて、2011年10月16日に放送された「まる子、きょうだいげんかをする」(原作3巻その17)「まる子、つづらの中身が知りたい」(原作9巻その64)の再放送を放送。「まる子、きょうだいげんかをする」は、1990年1月7日に放送したアニメ第1話のリメーク作品で、原作25周年(当時)を記念して放送されたもの。

 ちびまる子ちゃん公式ツイッターは2日正午に更新。放送内容に触れてから「お楽しみにね」と告知すると、ファンから「絶対に見ます!」「録画して永久保存する」「寂しい。泣きそうです」「涙で映像が霞んじゃいそう…」という声が寄せられた。

 また、11年に「まる子、きょうだいげんかをする」が放送された当時には、おねえちゃん役は水谷優子さんが務めていたが、その後16年5月にさくらさんと同じ乳がんで死去。そのため、水谷さんの声を聞いたファンの感動の声もネットにあふれた。

 本編終了後、まる子ら“さくら一家”とおなじみのキャラクターが描かれたイラストとともにアニメスタッフ一同の追悼コメントが流れた。「『ちびまる子ちゃん』の原作者さくらももこ先生がお亡くなりになりました。心よりお悔やみ申し上げます。アニメ『ちびまる子ちゃん』は今後も続けて参りますので、これからもよろしくお願いします。さくらももこ先生ありがとうございました」とメッセージを送った。

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2018年9月2日のニュース