体操パワハラ問題 松ちゃん、意識改革の難しさ嘆く「浜田に言うても叩くのやめへんかった」

[ 2018年9月2日 11:19 ]

「ダウンタウン」の松本人志
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 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(54)が2日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(月〜金曜前10・00)で、体操女子リオデジャネイロ五輪代表の宮川紗江(18)が日本体操協会の塚原千恵子・女子強化本部長(71)と夫の光男副会長(70)からパワハラを受けたと訴えている問題について言及。 暴力を認めないとする日本協会の姿勢は理解できるとしたものの「焦り過ぎて、ややこしくなっている」との私見を述べた。

 宮川が速見元コーチによるパワハラを否定したことについて、「叩かれた本人がいいって言っているのに、それを暴力というと、全国のSMクラブが成り立たない」とボケを入れながら切り出した松本。速見元コーチの暴力について「協会が知っていて何もしなかったら世の中から叩かれていた」としつつ、それでも協会が即座にコーチの登録を抹消したことについては「前倒し的に焦りすぎた。やりすぎて解雇というやり方になってしまって、ややこしくなっていると思う」と話した。

 また、「本来はピラミッド状態になって、どこかみんなピラミッドの頂点を目指していくんですけど、ピラミッドの上になればなるほど…今は怖いね」と体操をはじめ、女子レスリングやボクシングなど、騒動が起きた組織の体質について指摘した。

 さらに、今後、宮川と元コーチによるマンツーマン指導が可能になった場合「今まで相当厳しかったわけでしょ。それを今まで通りじゃダメなら、果たしてできるのかな?」とも。「意識改革ができるのかな?俺は、何回も浜田に言うても、叩くのやめへんかったよ。もう50過ぎたし、ええんちゃうかって言っても…」と、相方の名前を出して悪ノリしながら、意識改革の難しさについても話した。

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2018年9月2日のニュース