元世界王者・長谷川穂積氏、AIとエアホッケー対決!「パンチの打ち方と一緒で…」

[ 2018年9月2日 08:43 ]

関西テレビ「人とAIが戦ってみたらこうなった!人類マサル?オトル?」に出演する(左から)井森美幸、劇団ひとり、高橋真麻、吉村崇
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 関西テレビ「人とAIが戦ってみたらこうなった!人類マサル?オトル?」(2日後4・00)で“人類VS AI”の対決バラエティーが放送される。MCは劇団ひとり(41)、ゲストは井森美幸(49)、高橋真麻(36)、「平成ノブシコブシ」吉村崇(38)、長谷川穂積氏(37)。

 AI(人工知能)が社会に続々導入され始めた現代社会で、人類とAIとどちらが上かを検証。まずはAI搭載タクシーの新人ドライバーVSベテランドライバー。人の流れをリアルタイムに把握し、未来の乗車需要を予測するAIの指示通りに運行する新人と、負けそうな雰囲気が一切しない鋭い顔つきのベテランの対戦に注目だ。

 さらに新商品開発対決。人気回転ずしチェーン店商品開発部エースVSAIとタッグを組んだ商品開発部1年目社員が勝負。「エビアボカドを超えるサーモンずしの創作」のお題にチャレンジ。AIが世界各国の料理、食材を基に相性良い食材の組み合わせを伝授する。エース社員はわずか15分で試作品を完成。どちらが商品化なるか。

 最後はエアホッケー対決。1秒間に500枚の画像を処理して分析し、次の動きを決定するAIロボットと、ボクシング元世界3階級王者・長谷川氏が直接対決。長谷川氏はエアホッケーのキャリア23年の達人に指導を受け、今回のために仕上げてきた。「パックの打ち方とパンチの打ち方が全く一緒で、力を抜いてパンっと打つ。それがハマりました。戦術的にも相手のスキを見つけて打つというのがボクシングとかなり近かった。相手のガードの隙間を狙うパンチのような感覚で、パックを打ち込みました」と語り、ボクシングで培った技術を存分に生かした熱い戦いを繰り広げた。長谷川氏は「ボクシングでは、AIが人と戦うことはないと思いますが、練習で使うことができそう。選手のクセや弱点を見抜いて攻撃をしてくるAIがいれば、弱点を克服できます。そんなAIがいたらジムにも取り入れたい」と今後のAIの発展に期待を寄せる。

 収録後、劇団ひとりは「すごくおもしろかった。AIっていうものが本当に実用的になってきているんだなと思いました。今回のタクシーなんか、実際に利用されてるわけですよね。本当にAIってもう未来のものじゃなくなったんだなって改めて実感しました」としみじみ。さらに「僕の代わりにおもしろいボケを考えてくれるAIがあるとしたら本当に3000万円出してでも買います」と笑いを誘った。

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2018年9月2日のニュース