山崎賢人主演「グッド・ドクター」第4話は10・6% 好調4週連続2桁 フジ“木10”4年ぶり快挙

[ 2018年8月3日 09:12 ]

ドラマ「グッド・ドクター」に出演する(左から)上野樹里、山崎賢人、藤木直人
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 俳優の山崎賢人(23)が主演を務めるフジテレビ木曜劇場「グッド・ドクター」(木曜後10・00)の第4話が2日に放送され、平均視聴率は10・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが3日、分かった。

 初回=11・5%、第2話=10・6%、第3話=11・6%、第4話=10・6%と2桁キープの好調ぶり。同局の伝統枠「木曜劇場」のうち、初回から4話連続で視聴率2桁を維持したのは2014年10月クール「ディア・シスター」(11・8%→11・4%→12・0%→11・5%)以来、約4年ぶりの快挙となった。

 初回の11・5%は16年7月クール「営業部長 吉良奈津子」の初回(10・2%)以来“木10”2年ぶりの視聴率2桁をマークし、好発進。11%超えとなると、15年7月クール「探偵の探偵」の初回(11・9%)以来3年ぶりだった。

 見逃し配信も好調。15年1月から同局が運営している動画配信サービス「FOD」の見逃し配信において「グッド・ドクター」初回(7月12日)の再生回数が7月18日までに80万回を突破。昨年7月クールの“月9”「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON」が持っていた初回最高記録を更新し、同局の連続ドラマ初回として歴代1位となった。

 自閉症スペクトラム障がい(対人関係や言語の発達に偏りがある者)によりコミュニケーション能力に問題を抱える主人公を、山崎が熱演。難役に挑み、新境地を開拓した山崎の演技力とストーリーが「涙腺が崩壊しました」などと反響を呼んでいる。

 山崎が初の医師役に挑むヒューマンドラマ。小児外科医の世界を舞台に、自閉症スペクトラム障がいによりコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群(特定の分野で優れた能力を発揮する者で、知的障がいや発達障がいを有することが多い)の青年・新堂湊(山崎)の奮闘を描く。

 原作は昨年、米国でも「グッド・ドクター 名医の条件」として連続ドラマ化された2013年の同名韓国ドラマ。共演は、16年5月にロックバンド「トライセラトップス」のボーカル和田唱(42)と結婚後、連続ドラマ初出演となる上野樹里(32)、藤木直人(45)ら。

 第4話は、緊急搬送された少女が暴れていたが、湊(山崎)が近づくと静かになる。少女はオペが必要だが、一切話をしないため身元が分からない。湊は自分が担当医になると高山(藤木)に願い出る。高山や夏美(上野)、医局のメンバー全員が反対の中、間宮(戸次重幸)は湊を少女の担当医に。間宮は湊に問題を起こさせようとする猪口(板尾創路)の指示で動いていた。湊は張り切って少女を診るのが、心はなかなかほぐれない。そんな時、少女の母親・大石薫(瑛蓮)が名乗り出て病院に来た。少女の名は、あかり(高松咲希)。湊は薫にあかりの病状を説明、夏美は言葉を発さない理由を尋ねる…という展開だった。

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2018年8月3日のニュース