坂上忍 日大問題「全力で潰す」発言にあ然「大学の理事とは思えぬ、恫喝ぶり」

[ 2018年7月31日 12:45 ]

俳優の坂上忍
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 俳優の坂上忍(51)が31日、MCを務めるフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)に生出演。アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、第三者委員会の最終報告書で、日大の理事を当時務めていた井ノ口忠男氏らによる隠ぺい工作について「大学の理事とは思えぬ、恫喝ぶり」とあきれ顔を見せた。

 番組では、30日に行われた第三者委員会による最終報告会見の模様を特集。新たに明らかになったこととして、危険なタックルを行った加害選手とその父親に対し、井ノ口氏は内田正人前監督らの関与がなかったと説明するように求め「(同意すれば)一生面倒を見る。そうでなかった時には日大が総力を挙げて潰(つぶ)しにいく」と口封じを図った事実などを伝えた。

 口封じに対し、「およそ大学の理事とは思えぬ、恫喝ぶりといいましょうか」とあきれ顔。「ほんと驚いちゃった」「相当ヤバイ」と本音をもらし、「今回の件で当該選手の会見しかり、これだけの言葉で脅されて踏ん張る親子、この方々いなかったらどうなってたんだろうと思う」と続けた。

 ヒロミ(53)も「潰しにいくという言葉をここでも使うようなんだから、内田さんが『潰してこい』というのは全然ありそう。普通に言わない。ヤバイ感じじゃん」と驚きつつ「『日大が総力を挙げて潰しにいく』って、よくお父さん、それを飲まなかったと思うわ。息子のことを考えたら、その方が(いい)と思うかもしれない。よく戦ったなと思う」と感心した。

 さらに、報告書では、内田前監督と井上奨前コーチが関西学院大の被害選手側から告訴されたことを踏まえ、弁護士費用の全額を日大側が負担する方向で検討されていたことも判明。これについて、坂上は「ちょっと驚きました。見苦しいにもほどがある。あり得ないでしょ?」とあ然。「こうなってしまうと、やっぱり、内田さん、井上さん、個人としてではなく、組織として当該選手に罪を擦り付けよう、組織して2人を守ろうとしていたんじゃないかと見えてしまう」とした。

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2018年7月31日のニュース