井戸田潤 大河出演は「ドッキリだと」、町田啓太と「西郷どん」イベント

[ 2018年7月31日 05:30 ]

鹿児島市内で行われたイベントに参加する井戸田潤(手前左)と町田啓太(同中央)(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「西郷どん」にちなんだイベント「西郷どんどん かごんま!キャストトークショー」が29日、鹿児島市内の宝山ホールで開かれ、北海道から沖縄まで全国各地から1200人の“西郷どんファン”が集まった。

 第1部ではオープニングタイトルバックやポスターを制作したクリエイティブ集団「L.S.W.F」のメンバー、中村豪氏と青木肇氏が登場し、オープニング映像の制作秘話などを紹介した。

 第2部は小松帯刀を演じる劇団EXILEの町田啓太(28)と、桂久武を演じるお笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤(45)が登場。鹿児島市明治維新PRキャラクター「西郷どん」と井戸田が“相撲”をとる場面や、町田と一緒にEXILEのダンスを踊る場面もあり、会場は笑いと拍手につつまれた。

 町田が鹿児島を訪れるのは2回目で、日置市にある帯刀の墓にお参りしたというエピソードを紹介。井戸田は久武の子孫から手紙を受け取ったエピソードを披露した。

 大河出演が決まったときの反応について、町田は「いつかは挑戦したかった。時代劇がしたいと言い続けてきたのでテンションが上がった」と告白。井戸田は「マネジャーから大河が決まったと言われたときはドッキリだと思った。クランクインのときはあまりにも豪華なキャスト陣にビビってガチガチに緊張した」と打ち明けた。

 町田はファンから「小松帯刀と似ているところは?」と聞かれると「平和主義」と即答。井戸田は「西郷さんと運命をともにする覚悟は?」という質問に「もう1回、桂久武さんを見つめなおして、そのシーンがあれば演じたい」と意気込みを語った。

 イベント終了後、町田は「鹿児島の人たちのエネルギーを感じました。イベントの前には帯刀公のお墓参りに行くことができて、改めて身が引き締まる思いでした。お供えもできて良かったです」と振り返り、井戸田は「観客の皆さんの熱気に圧倒されました。これから終盤に向かって、鹿児島で感じたことを役作りに生かしていきたいです」と語った。

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2018年7月31日のニュース