東国原、プレバトの類似句疑惑で盗作否定も謝罪 今後の対応は番組スタッフと協議

[ 2018年7月5日 17:42 ]

東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫(60)が5日、自身のツイッターを更新。MBS、TBS系「プレバト!!」(木曜後7・00)内で詠んだ俳句が、過去に新聞に掲載された句に酷似しているとツイッター上で指摘された件で、俳句内容の盗作については否定したが「全く承知していなかったとは言え、結果的に類似句になってしまったのは私の至らなさ・責任」と謝罪した。

 ツイッター投稿者が6月7日放送の番組内で東国原が詠んだ俳句「梅雨明けや 指名手配の 顔に×」が17年6月に宮崎日日新聞の文芸欄に掲載された「梅雨寒や 指名手配の 顔に×」と酷似していると指摘した。句の詠み人は「父の友人」と説明し「ここまで表現方法が似かよるものか」と問題提起した。

 東国原はツイッターで「先程、このツイート(ご指摘)を確認しました。正直、大変驚いています。結論から言います。僕は、このご指摘の俳句、全く知りませんでした」と盗作は否定も「しかし、ここまで似ると最早、盗作と言われても仕方無い状況です。ましてや、宮日新聞に掲載されたとなると更に疑念を持たれるのは致し方無いと思います」と冷静にツイート。

 自身と番組のチェック体制について「俳句を作り、提出する際に、自分の句と類句・類想句が無いか出来得る限り調べます。しかし、自分のリサーチ力にはやはり限界があり、番組スタッフや夏井先生のお力等をお借りしているのが現状です。それでも、毎日全国で数千・数万の俳句が生まれ、過去100年以上の歴史の中で詠まれた俳句は天文学的数字です。網羅的チェックは不可能です」と説明し「作句のモラル的ルールに、類句・類想句が発見された場合、後に発表した句を取り下げるという、所謂、マナールールが有ります」とマナールールに触れた。

 番組スタッフと相談し、今後の対応について協議するとし、「ご指摘頂いた方に心より感謝を申し上げたいと思います。そして、宮日新聞に掲載された俳句の作者には、大変ご迷惑をお掛けしたのでは無いかと思います。全く承知していなかったとは言え、結果的に類似句になってしまったのは私の至らなさ・責任だと思います。大変申し訳有りませんでした」と謝罪した。

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2018年7月5日のニュース