♪有馬兵衛の向陽閣へ―超有名CM曲 実は3番まであった キダ・タロー氏明かす

[ 2018年7月5日 08:41 ]

「兵衛向陽閣」のCM曲レコーディングに参加したキダ・タロー氏(右)ともず唱平氏
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 ♪有馬兵衛の向陽閣へ――。関西人なら誰もが歌えるおなじみのCMソングが、実は3番まであった。なにわのモーツァルト、作曲家キダ・タロー氏(87)が56年前に手掛けた同曲の知られざる全貌が、7日放送のテレビ大阪「なにわの名曲 紅白歌合戦」(後6・58)で明かされる。

 兵庫・有馬温泉の老舗旅館「兵衛向陽閣」が1962年以降、CMに使用する同曲。キダ氏は「かに道楽とともに長年流れ、大事にされたCM曲」と、自作3000曲超の中でも思い入れの強い作品だ。

 当時3番まで作曲し、CMで流れるフレーズはサビの最後の部分だったという。当初の音源は現存せず、「僕も皆目思い出せません」と苦笑いした。

 幻の全編を再現すべく、キダ氏は関西音楽界の盟友もず唱平氏(79)を作詞に迎え「兵衛向陽閣の唄」を新たにレコーディングした。「泣けるのは俺のメロディーがええからと思ったが、詞もええ」と胸を張る。もず氏は「歌謡曲としても完璧。キダ先生はやはり天才」と話した。

 「有馬兵衛の向陽閣へ 何かの拍子に口遊(ずさ)む」「新婚旅行は湯の町有馬」などと歌う1番から、夫婦の時の流れを描く。向陽閣の関係者も「感動した」と絶賛する楽曲は同番組で初披露。角淳一(73)らが司会し、他にも大阪の男女が選ぶ名曲を坂本冬美(51)らが熱唱する。

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