本木長男「ＵＴＡ」　パリコレでモデルデビュー　バスケでも才能　日本代表が注目

パリコレでモデルデビューし、アンダーカバーのランウエーで存在感を示したＵＴＡ
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　俳優の本木雅弘（５２）と女優でエッセイストとしても活躍する内田也哉子（４２）夫妻の長男・雅樂（うた、２０）が「ＵＴＡ」のモデル名でパリコレデビューした。ファッション界のワールドカップにいきなり出場したような半端ない快挙だ。

　ＵＴＡは２４日まで開催された２０１９春夏メンズ・コレクションで、日本が世界に誇るブランド「コム・デ・ギャルソン」と「アンダーカバー」のランウエーに登場した。

　父親似のルックスと１メートル９０の長身。高校から米国にバスケットボール留学し、現在はカリフォルニア州の大学に在籍。日本代表チームも熱視線を送る逸材だが、一方で、たびたびモデルの誘いを受けてきた。「バスケとの両立は可能か？」と悩む中、背中を押したのが祖母の樹木希林（７５）だったという。

　パリのエージェンシーと契約を交わし、オーディションを勝ち抜いてのパリコレ出演となった。ＵＴＡは「緊張感と静かな興奮が入り交じった特別な体験でした」と感想を述べ、両立にも自信を見せた。長男のモデルデビューに本木は「今はまだどんな体験も財産。いろいろぶつかりながら自分の幅を広げてほしいと思います」とコメントを寄せた。

　◆ＵＴＡ（本名内田雅樂＝うちだ・うた）１９９７年（平９）１０月１日生まれ、東京都出身の２０歳。語学勉強のため中学時代をスイスで過ごし、高校は米国のスポーツ名門校「ＩＭＧアカデミー」に留学。バスケットボールの腕を磨く。現在はカリフォルニア州の大学で寮生活。