雨上がり宮迫、セネガル戦は2―0完封!岡崎の“弱点”克服は「僕のおかげ」

[ 2018年6月23日 05:39 ]

セネガル戦に向け日本代表にエールを送る宮迫博之(撮影・近藤 大暉)
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 日本代表の試合は欠かさずチェックするというサッカー通の雨上がり決死隊・宮迫博之(48)が、あす24日のセネガル戦の完封勝利をぶち上げた。難敵攻略の鍵は超高速FWのサディオ・マネ(26)らをいかに封じるか。人気番組「アメトーーク!」の司令塔は、親交のある乾貴士や岡崎慎司らの爆発に期待を込めた。

 次戦のセネガルは想像以上に強い。ポーランド戦の統率された守備には、ここまでできるのかと驚かされました。エースのマネやニャンのスピードはスペースを与えたら追いつけそうにない。カウンターは脅威で、機能させないよう事前に複数でプレスするしかない。あとは長友選手あたりがぴったりマークしてイライラさせること。焦って個人突破を狙おうとする回数が増えたらチャンスです。

 キーマンはコロンビア戦でも抜群の運動量を誇った昌子選手。あのカバリングは圧巻でした。前を取られる場面もなく、読みがマッチしてました。長友選手のオーバーラップも武器ですけど、彼がいれば万全です。

 とにかくコロンビア戦の金星はめちゃくちゃ興奮しました。あのカルロス・バルデラマの国に勝つなんて。ハメス・ロドリゲスも体が重そうで別人でした。大迫選手とは面識がないんですけど、サコつながりからか、ネットで「宮迫ハンパない!」って言葉が広がって一瞬“えっ、何のこと?”ってなりました。

 TBSの「炎の体育会TV」で共演して以来、乾選手たちとは親交があって「おめでとう」とラインしたら「頑張ります!」とのメッセージが岡崎選手とのツーショット写真とともに送られてきました。岡ちゃんとも仲良くさせてもらっていて数年前に、薄毛の相談をされたので本気でアドバイスしたんですけど、今では完全に毛が増えている。ウイークポイントがなくなりサッカーに集中できるのは全部僕のおかげ…こんなことばかり言うてたら怒られますわ(笑い)。

 1メートル69と身長がボクと同じ乾選手が世界で活躍するのも大変なこと。番組企画のトラップ対決ではボクが完全に勝ちました。もっとビッグになってもらって、周りに“乾に勝った男”と自慢したいですね。

 コロンビア戦で思ったのは、倒されてもファウルを取られないケースが多々あった。安直にファウル狙いでこけるのはダメ。1人倒れた状況で、セネガルに裏を取られたら簡単にやられますよ。

 ボクも高校でサッカーをしてましたけどラフプレーの基準が緩かった。スライディングでカットしたボールがコロコロと首元に。そのままボールごと蹴られて、首が取れかけたことがありますけど相手は退場になりませんでした。ボクもギリギリのことばかりしてたので“フィールドのペテン師”と呼ばれてましたね。アルゼンチン―クロアチア戦でも首ごとクリアされてる選手がいて、イエローカード止まりだったのは心底ビビリました。

 日本はジャイアントキリングでワンランク上のチームになりました。セネガルを2―0で完封して1次リーグを2勝1分けで突破すると信じています。FIFAランク1位のドイツが15位のメキシコに敗れるのがW杯。目標は4強。乾選手と岡ちゃん、宇佐美選手あたりにぜひとも決めてほしい。全力で応援します。

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2018年6月23日のニュース