NHK、19年正月時代劇は初の2夜連続放送「家康、江戸を建てる」

[ 2018年6月6日 16:10 ]

市村正親
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 NHKは6日、来年の正月時代劇「家康、江戸を建てる」の制作開始を発表した。同局の正月時代劇初の2夜連続放送となる。

 直木賞作家の門井慶喜氏の作品で、初のドラマ化。寒村から「大都市・江戸」を計画したドリーマー徳川家康と、家康の夢に人生をかけた熱い男たちの物語。家康と“無名の男たち”の江戸作りをダイナミックに再現する。家康を俳優の市村正親(69)が演じる。

 19年1月2日午後9時放送の前編は「水を制す」。泥湿地帯で地下水が得難く、海水が流れ込んでくる関東の低地で、人が生きるために必要なもの、それは「飲み水」である。いわゆる上水の整備を命じられたのは、家康(市村正親)のもとで菓子を作ってきた土木の素人・大久保藤五郎(佐々木蔵之介)であった…。

 3日午後9時放送の後編は「金貨の町」。家康は銀を使う秀吉の大坂経済圏から独立するため、金貨の「小判」作りを京都から引き抜いた職人・橋本庄三郎(柄本佑)に命じるが、秀吉との経済戦争が始まり…。

 前編は市村、佐々木のほか、生瀬勝久、優香、千葉雄大、高嶋政伸、松重豊が、後編は広瀬アリス、林遣都、伊原六花、高嶋政伸、高橋和也、吉田鋼太郎ら豪華メンバーが出演する。脚本は「半沢直樹」「陸王」などを手掛けた八津弘幸氏。

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2018年6月6日のニュース