文学座 20年ぶり「怪談 牡丹燈籠」SW吹き替え岡寛恵&永宝千晶出演

[ 2018年5月22日 09:22 ]

柳の木の下で「怪談 牡丹燈籠」をアピールする岡寛恵(左)と永宝千晶
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 文学座が「怪談 牡丹燈籠」を20年ぶりに上演する。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」など洋画大作の吹き替え版で声優としても活躍する岡寛恵(48)と永宝千晶(34)の出演も話題を呼ぶ。

 幕末から明治時代に活躍した落語家三遊亭円朝の怪談噺(ばなし)が原作。文学座では故杉村春子さんと故北村和夫さんらの出演で74年に初演して以来、大切な財産になっている。

 悪女お国を演じる岡は「自分の引き出しの中から女の情念をどれくらい出して、膨らませられるか」と話し、焦がれ死んで幽霊になるお露役の永宝は「17歳のお露は、好きな人ができて、その人のことばかりを考えている。私も10代の頃の初恋を思い返し、その思いの強さみたいなものを大事に演じます」と意欲満々。東京・新宿の紀伊国屋サザンシアターで25日から6月3日まで上演。

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