「西郷どん」愛加那・二階堂ふみが奄美大島PV参加「帰ってこれてうれしい」

[ 2018年5月20日 21:57 ]

ステージで椅子に座ってポーズをとる(左から)奄美地方の唄者・西和美さん、「西郷どん」島唄指導の住姫乃さん、女優の二階堂ふみ、歌手の里アンナ、奄美地方の唄者・前山慎吾さん(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜後8・00)に出演中の女優・二階堂ふみ(23)と歌手で女優の里アンナ(38)が20日、鹿児島県奄美市の奄美文化センターで行われた第19話のパブリックビューイングに参加した。

 13日放送の第18話から物語の舞台が鹿児島県の奄美大島に移動。冬の錦江湾に身を投げた吉之助(鈴木亮平)は奇跡的に生き返るが、藩命により菊池源吾という名で密かに奄美大島に流され、島での生活を始める。二階堂は島の女性・とぅま(愛加那)を好演。島人たちが薩摩の過酷な支配により黒糖作りを強いられていることを吉之助に教える重要な役どころ。

 イベントには1200人が参加。初めて大島紬を着て登場した二階堂は、里とともに島唄を披露。島唄に合わせて踊る姿も披露し会場を沸かせた。「温かい空気が会場の中にいっぱいあって、今日は私もとにかく楽しませていただきました」と笑顔。同地で約3週間の長期ロケを敢行しており「また、いろいろな思いや感情の揺さぶりみたいなもの、そしてたくさんの出会いがあった奄美に帰ってくることができてうれしかったです」とコメントした。

 今後の展開については「愛加那としては出産という女性にとっては本当に大きな出来事があり、激動の中で(吉之助と愛加那)2人の関係性が変わっていくところに注目していただきたいです。それと同時に今までたくさんの歴史の中で、女性が男性を陰で支えて、そして涙をたくさん流していたというようなことがあったと思う。そういった部分に寄り添って見ていただければと思います」と自身の思いを交えて見どころを語った。

 オープニングの歌を担当している里は、島人・里千代金役で出演。「まさかこういう形で私もこの場に立たせていただくとは思っていなかったのですが、奄美の方々が『西郷どん』を楽しみにしてくださっていたのだなと肌で感じることができました。島唄、そして奄美の歴史を皆さんに知っていただける機会ができてうれしい。たくさんの方々に見てほしいですし、奄美のことを知っていただきたいです」と呼び掛けた。

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2018年5月20日のニュース