「万引き家族」出演者から喜びの声 リリー・フランキー「驚きと感動でじんましんが」

[ 2018年5月20日 11:44 ]

映画「万引き家族」でカンヌ国際映画祭に参加、フォトコールに登場した(左から)樹木希林、是枝裕和監督、城桧吏、リリー・フランキー、佐々木みゆ、安藤サクラ、松岡茉優(C)2018「万引き家族」製作委員会
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 フランス南部で開催されていた第71回カンヌ国際映画祭の授賞式が19日夜(日本時間20日未明)に行われ、コンペティション部門に日本から出品された是枝裕和監督(55)の長編14作目となる最新作「万引き家族」(6月8日公開)が最高賞「パルムドール」を受賞した。日本作品21年ぶりの快挙に、出演者が喜びのコメントをした。

 家族の在り方を問い続けてきた是枝監督が、今度は東京の下町を舞台に万引で生活費を稼ぐ一家を描く入魂作。息子・祥太(城桧吏)と協力して万引を重ねる父・治をリリー・フランキー(54)、その妻・信代を安藤サクラ(32)、信代の妹・亜紀を松岡茉優(23)、家族の“定収入”として年金をアテにされる祖母・初枝を樹木希林(75)が演じる。

 ▼リリー・フランキーの話 監督、本当に本当におめでとうございます!獲ると信じていましたが、現実になると驚きと感動でじんましんが出ました(実話)。監督、めちゃくちゃカッコいいです!

 ▼安藤サクラの話 やったー!本当におめでとうございます!!こんな特別な瞬間を共有できること、心からうれしく思います!万歳!

 ▼松岡茉優の話 あの家族はいたのだと肯定してもらったようで、うれしいです。思い出をいつまでも愛しています。

 ▼樹木希林の話 往きの飛行機の避雷針が雷を受けました。異様な響きとともに私の座席の天井が破け、酸素マスクや破片やゴミや、バラバラッと落ちてきました。「是枝さん、もうくす玉が割れちゃったから賞はおしまい」…のはずがめでたいことです。

 ▼城桧吏の話 是枝監督、関係者の皆さま、「パルムドール」受賞、本当におめでとうございます!「万引き家族」という作品に出演できて、改めてとてもうれしい気持ちです。監督と家族6人でカンヌへ行けて、一生の思い出になりました。本当にありがとうございました。

 ▼佐々木みゆ(一家に加わる少女役)の話 やったーーー!!!!!!!!かんとくおめでとうございます!みんなでさつえいがんばったから 、とってもうれしいです。はやくかぞくのみんなにあいたいです!

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