内館牧子氏 原作映画に“まさかの役”で銀幕デビュー「ジャージを渡され…」

[ 2018年5月10日 19:52 ]

「映画「終わった人」完成披露会見に登場した内館牧子氏
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 俳優の舘ひろし(68)と女優の黒木瞳(57)が10日、都内で映画「終わった人」(6月9日公開、監督中田秀夫)の完成披露プレミアイベントに出席した。

 ダブル主演で2人が初めての夫婦役を演じる話題作。原作は内館牧子氏(69)の同名小説。内館氏は今作にカメオ出演し、銀幕デビューを果たした。内館氏は撮影の際「今もリハビリをしているんですが、骨折中だったので座ってできる役ならと思って引き受けました」と笑顔。「素敵なバーでアンニュイにワインを傾けている役だと思ったら、衣装合わせの時にジャージを渡された。舘さんが通うスポーツジムで血圧をはかるオバサンの役だったんです…」とガッカリ。「血圧をはかる芝居って難しいし、大変でした」と苦労を明かした。「でもこんないい映画に出られて女優冥利に尽きます」と話し、笑いを誘っていた。

 また舘は「“終わった人”って聞くとネガティブなタイトルですが、内容はコメディで夢のような作品に仕上がっていると思います」とアピール。黒木は「定年をむかえた夫を叱咤激励する妻を演じました。私もあと数年後、定年をむかえる夫がおりますので、この作品で疑似体験をして学ばせていただきました」と語っていた。

 イベントにはほかに、広末涼子(37)、田口トモロヲ(60)、ベンガル(66)、中田秀夫監督(55)も出席した。

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