「みなさんのおかげ」サイトに“人気企画復活”望む声集まる「ＳＰで是非」

とんねるずの石橋貴明（左）と木梨憲武
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　今年３月で、前身番組から数えて３０年の歴史に幕を閉じたフジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」。３月２２日の放送終了から１カ月以上が過ぎたが、公式サイトには視聴者からのメッセージが今も寄せられている。

　インスタグラムとフェイスブックの公式アカウントは既に終了しているが、フジテレビの番組サイトは５月１０日現在も閲覧が可能な状態。「番組へのメッセージ」欄には視聴者やとんねるずファンからのコメントが集まる。

　閲覧可能なメッセージは放送終了後から５９１件（１０日午後５時現在）あり、終了直後は「とんねるずさんありがとう」「３０年続いたのに、終わってしまうのは寂しい」といった感謝や番組終了を嘆く声が多かったが、日が経つにつれて「また復活してほしい」「改編期などスペシャルで見たい」など復活を期待する声が増えた。

　「北の国から」「仮面ノリダー」「太陽にほえるな!」などの名作コントや「食わず嫌い王決定戦」「モジモジくん」「男気ジャンケン」など名物コーナーを生み出し、視聴者を魅了してきた。公式サイトには「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権、２億４千万のものまねメドレー選手権が大好きです。また復活してほしいです」「全落シリーズや、買うシリーズを見たい！」などの書き込みが。

　「『食わず嫌い』や『細かすぎて伝わらないモノマネ』は単発企画で放送できると思う」「年４回、改編期にスペシャルでやってほしい」「特番で是非！」など人気企画の復活を具体的に提案する声もあった。番組復活、再開について触れているメッセージは５９１件中、１９８件あった。

　３月の最終回エンディングで、とんねるずはヒット曲「情けねえ」（９１年）を歌唱。歌詞の一部を変更し、「この国を」の歌詞を「フジテレビを」に変え「おちょくるなよ」と続け、同局への感謝をにじませた。石橋貴明（５６）が「今日でこれまで」と言い、木梨憲武（５６）と「バーイ、センキュ」と頭を下げて３０年の歴史に幕を下ろした「みなさんのおかげ」シリーズ。人気企画のスペシャル放送や特番など、復活を望むファンの熱は冷めていないようだ。