村上春樹作品8年ぶり映画化 吉田羊主演で「ハナレイ・ベイ」

[ 2018年5月10日 05:00 ]

映画「ハナレイ・ベイ」に主演する吉田羊
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 作家・村上春樹氏(69)の短編小説「ハナレイ・ベイ」が、女優の吉田羊(年齢非公表)の主演で映画化される。10月19日公開。

 同作は05年に発表され、累計発行部数70万部超のベストセラー短編集「東京奇譚集」に収められた1編。村上作品が日本で映画化されるのは、2010年の「ノルウェイの森」以来8年ぶりとなる。

 ハワイ・カウアイ島のハナレイ湾が舞台で、一人息子をサーフィン中にサメに襲われ亡くしたシングルマザーが主人公。10年間、息子の命日の頃に同所を訪れてきたが、片脚を失った日本人サーファーの噂を聞き、希望を見いだす感動作だ。

 昨年8〜9月に、ハワイと日本で撮影。吉田は、「読書が苦手だった私が、初めて一気に読んだ本が『ノルウェイの森』でした。あのムラカミハルキの作品世界に、しかも映画で自分が生きられる。これ以上の幸せはありません」と、感激。役は松永大司監督(43)と作り上げたといい、「もはや本の中の登場人物にとどまらず、ありありとした痛みを伴い、実在する非常に生々しいヒロインになりました」と、胸を張った。

 主人公の息子を演じるGENERATIONSの佐野玲於(22)は「一番大切な人に会いたくなるような、その人への思いがより深くなるような物語です」と自信。主人公が出会うサーファー役の村上虹郎(21)は「カウアイ島の自然は美しくて神聖でした」と撮影を振り返った。

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