TOKIO 普段通りの再出発 山口契約解除で4人体制初仕事

[ 2018年5月10日 05:00 ]

4人で「TOKIOカケル」の収録にのぞんだ(左から)松岡昌宏、城島茂、国分太一、長瀬智也(C)フジテレビ
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 TOKIOが9日、都内のスタジオで、フジテレビ「TOKIOカケル」(水曜後11・00)の収録を行った。女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった山口達也(46)がジャニーズ事務所を契約解除となり、4人体制になって初の仕事となった。

 フジテレビによると、城島茂(47)、国分太一(43)、松岡昌宏(41)、長瀬智也(39)の4人は午後0時半ごろ順次スタジオ入り。城島が代表してスタッフに「これから4人で力を合わせて頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします」とあいさつした。

 その後、午後1時から約4時間にわたり、今月23日と30日放送分の2本を収録。23日のゲストはTOKIOとはデビュー当時から交友関係のあるヒロミ(53)で、グループとしては15年ぶりの共演となり、いつも通り和やかに進んだ。30日分は気心の知れたジャニーズの後輩、生田斗真(33)がゲスト。人気コーナー「ジャニーズ年表」の撮影では「爆笑も起きていました」(局関係者)といい、騒動の影響を感じさせない再出発となったようだ。

 くしくも、5人のメンバーがそろった最後の仕事が、先月25日に行われた同番組の収録。4人は撮影終了後に、マネジャーから山口の不祥事について説明を受け、初めて事態を把握して大きなショックを受けた。関係者は「あの日のことがよぎっても無理はない状況なのに、今日(9日)のメンバーはそんな様子は見せずに普段通りの姿で取り組んでいた」と語った。

 これからは「4人のTOKIO」が世間に受け入れられるか、平たんではない道が待つ。局関係者は新たな一歩を踏み出した4人について「今後への強い覚悟が伝わった」と話した。

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2018年5月10日のニュース