星野源 時代劇映画に初挑戦「ワクワク」

[ 2018年4月30日 05:30 ]

映画「引っ越し大名」で主演する星野源
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 歌手で俳優の星野源(37)が、来年公開の主演作「引っ越し大名(仮題)」(監督犬童一心)で時代劇映画に初挑戦する。

 作家・土橋章宏氏の小説「引っ越し大名三千里」が原作で、江戸時代に7回もの国替えを命じられた松平直矩(なおのり)をモデルに、莫大(ばくだい)な費用がかかる国替えを知恵と工夫で乗り切ろうとする姫路藩士たちを描く痛快エンターテインメント作品。星野は姫路藩の書庫番で、書庫にこもりっきりで人と接するのが苦手な“引きこもり侍”役。藩が豊後(大分県)日田への国替えを命じられ、厳しい財政状況の中、お国の一大事を取り仕切る引っ越し奉行に任命され奮闘する。

 これまで時代劇は16年のNHK大河ドラマ「真田丸」に出演。映画主演は13年の「箱入り息子の恋」以来となる。時代劇主演のオファーを受け「シリアスな役柄だろうと身構えた」というが、「“引きこもり侍”だと聞き、楽しい作品になりそうだと非常にワクワクしました」と期待。5月上旬に京都の撮影所でクランクイン予定で「精いっぱい楽しみたい」と張り切っている。

 武芸の達人で主人公の相棒役を高橋一生(37)、前任の引っ越し奉行の娘で引っ越しのコツを指南するヒロインを高畑充希(26)が演じる。2人とも時代劇映画初出演。高橋は「今までとはさらに違った方法論を持ち出さなければならない」と新境地の役どころに気合十分。高畑は「時代劇で、京都で、馬にまで乗る。慣れないことだらけですが、未知の場所に思いっきりダイブするつもり」と意気込んでいる。

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2018年4月30日のニュース