長澤まさみ 突拍子もない難役で初主演賞、謙虚に歓喜「日々精進したい」

[ 2018年2月16日 05:40 ]

毎日映画コンクール表彰式 ( 2018年2月15日    ミューザ川崎シンフォニーホール )

毎日映画コンクール表彰式 全日空から副賞のニューヨーク便航空券を贈られ、飛行機の模型を手に笑顔の長澤まさみ
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 女優主演賞の長澤まさみ(30)は紫色のパンツスーツというスタイリッシュな装いで登壇。初の主演賞に「自分がこの賞を頂ける器の人間になったとは思えていない。これから頑張っていく糧にして日々精進していきたい」と喜びを語った。

 異色のSF「散歩する侵略者」で難役を見事に演じ切った。宇宙人に夫(松田龍平)を乗っ取られた妻という突拍子もない設定だったが「松田さんが本当にそう(宇宙人)なんじゃないかと思える雰囲気を持った人だったので、あまり違和感なく演じることができた」と回想。「共演者の方に助けられた」と感謝した。

 2年前に「海街diary」で女優助演賞を受賞。当時からの変化を聞かれると「昔より、演じることと自由に向き合えているかな。自分の中にあるものと似た役を演じる機会も増えていると感じます」と明かした。正統派女優として評価は年々高まっている。「自分の可能性を自分で否定しないように伸び伸びとやっていきたい」。信じるスタイルを貫いて女優の道を歩んでいく決意を示した。

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