渡辺えり　声ガラガラ「浅香光代さんみたい」　“大阪愛”もアピール

舞台「有頂天一座」の開幕前に大阪松竹座前であいさつする（左から）キムラ緑子、渡辺えり
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　女優・渡辺えり（６３）とキムラ緑子（５６）主演の舞台「喜劇　有頂天一座」が１６日、大阪松竹座で開幕し、開演前に２人が扮装（ふんそう）のまま劇場前であいさつした。

　戦前戦後に隆盛を誇った女剣劇の世界を舞台にした傑作コメディー。渡辺は「男役の声でいるから、声が浅香光代さんみたいにガラガラ声になっちゃって…」とあいさつ。

　約１５年ぶりに同劇場で芝居をするという渡辺は「私は東北出身で、大阪の人の明るさが好き。震災のちょっと後に三陸鉄道に乗った時にね、関西からの観光客の方がいらしてて、ずーっとしゃべってる、その明るさにどれだけ励まされたか。気持ちがカッと明るくなるのよ」と“大阪愛”をアピールしていた。公演は２３日まで。