祖父江慎さんに追悼の声続々 吉田戦車氏「ずっと喪失感の中に」加藤シゲアキ「天使のような方」

[ 2026年4月27日 15:35 ]

祖父江慎さん(2020年12月撮影)
Photo By 共同

 書籍の斬新な装丁、デザインで知られる日本を代表するブックデザイナーの祖父江慎(そぶえ・しん)さんが3月15日、東京都の自宅で死去した。66歳。愛知県出身。家族葬を行った。

 出版社「工作舎」勤務などを経て、1990年に事務所「コズフィッシュ」を設立。小説、漫画、写真集、絵本など幅広いジャンルのデザインを手がけた。

 主な作品に、さくらももこさんの多くの書籍や夏目漱石「こころ」の刊行100年記念の新装版、「よりみちパン!セ」シリーズなどがある。97年には「杉浦茂マンガ館」で講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞。アートディレクターとして「エヴァンゲリオン展」「ミッフィー展」などの展覧会も数多く手がけた。

 祖父江さんの訃報を受け、追悼の声が相次いだ。祖父江さんによる乱丁・落丁を意図的に取り入れたデザインで注目された漫画「伝染るんです。」の作者・吉田戦車氏はこの日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「訃報を聞いて以来ずっと喪失感の中にいます。祖父江さんのご冥福を心からお祈りします」と悲痛な思いをつづった。

 また、NEWSの加藤シゲアキ(38)も自身と祖父江さんの笑顔の写真を添えて「祖父江さんと一緒に本を作れたことは、僕の一生の自慢です。と同時に、二度目がないことが悲しくて仕方がありません。昨年、Adobe MAXであった際のあの天真爛漫な笑顔が最後になるとは思いませんでした」と投稿。「本当に天使のような方でした。今はゆっくり休んでください。心よりご冥福をお祈りします」と故人を悼んだ。

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