「わろてんか」自己最低17・5%…箱根駅伝一夜明けに食われた?後半巻き返しなるか

[ 2018年1月5日 12:10 ]

NHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインを務める葵わかな
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 女優の葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(月〜土曜前8・00)の第77話が4日に放送され、平均視聴率は17・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日、分かった。第7話(昨年10月9日)と第16話(昨年10月19日)の17・7%を下回り、自己最低を更新した。

 放送時間が重なった4日の日本テレビ「スッキリ・1部」(月〜金曜前8・00〜9・30)に箱根駅伝4連覇を達成した青学大の原晋監督(50)や選手が生出演し、通常の6〜7%台から大幅増の10・0%を記録。箱根駅伝の一夜明けに注目が集まった可能性がある。

 ちなみに、年明け最初の朝ドラの視聴率を見ると、16年後期「べっぴんさん」は19・4%(17年1月4日)、15年後期「あさが来た」は22・5%(16年1月4日)。

 17年前期「ひよっこ」も第50話(昨年5月30日)で自己最低の17・5%を記録したが、全話平均20・4%と盛り返した。「わろてんか」も巻き返しなるか、注目される。

 吉本興業創業者・吉本せいさんの生涯をモチーフにしたオリジナル作品。明治後期、京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれた藤岡てん(葵)が、夫・藤吉(松坂桃李)と寄席の経営に乗り出し、大阪を“笑いの都”に変える姿を描く。

 朝ドラ97作目。脚本はドラマ「美女か野獣」「働きマン」「学校のカイダン」、映画「ホットロード」「アオハライド」「君の膵臓をたべたい」などの吉田智子氏が手掛ける。演出は本木一博氏、東山充裕氏、川野秀昭氏。ナレーションは小野文惠アナウンサー(49)がドラマの語りに初挑戦。主題歌「明日はどこから」は松たか子(40)が作詞・作曲・歌を担当した。3月31日まで全151回。

 第77話は、てん(葵)は隼也(南岐佐)ととわ(辻凪子)の行方が分からず、不安を募らせるが、伊能(高橋一生)が2人を見つけてくる。とわは踊りがうまくできない自分が安来節乙女組の足手まといになるのが怖くて逃げ出したという。それを聞いた藤吉(松坂桃李)は乙女組を解散すると口に。しかし、風太(濱田岳)や乙女組の面々は稽古を続けて「安来節」で高座に上がりたいと頼み込む。てんは伊能から、隼也がとわと一緒に家出した理由を聞かされて驚く…という展開だった。

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2018年1月5日のニュース