マツコ語った「テレビに魂売った」ワケ 求められ、評価され「救われた」

[ 2018年1月5日 10:05 ]

タレントのマツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(45)が4日放送の日本テレビ系「宮根とマツコ 新春ミヤネ屋デラックス」(後1・55)に出演。“テレビにすべてをささげる人生”を覚悟した瞬間について振り返った。

 テレビで見ない日はないほど売れっ子となったマツコ。ブレークした理由について、MCの宮根誠司(54)が「どのジャンルにも入らない、この世にあらざる人が出てきた。どういう人なのか正体を知りたいと思ったとのでは」と分析すると、マツコは「最初に見た人はびっくりしたと思う。最初にナマコを食った人くらい勇気がいったと思う」と返して、笑わせた。

 マツコ自身、ブレークを感じたのは09年秋から放送された深夜の冠番組を担当したときだった。「これはエライことになる。生半可な気持ちでやっていたら飲み込まれる」と察知し、社長に「辞めたい」と願い出たという。

 ただこの時すでに反響が大きくなっており「手遅れになるくらいテレビが迫ってきていて、今辞めたら、ないものにされる。このまま抹殺されると思うくらいのプレッシャーになっていた」。ここで腹を決め「テレビに対して魂を売ったというか、覚悟を持った。テレビにすべてをささげる人生」と振り返った。

 テレビに出続けるモチベーション。マツコは「こんなにも私を求めてくれて、評価してくれた人たちはいなかった。ゲイとして生まれ、自分が何をすべき人間なのか、居場所も分からなかった中、“はい、待ってました”って。救われた部分があった」とテレビへの感謝の気持ちを吐露。「だったら、あんたたちに私の魂をあげるわ」と、自身を求めてくれるスタッフや視聴者に人生をささげる覚悟を持ったと、しみじみ語った。

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