ブルゾンちえみ、24時間マラソン涙の完走!当日発表の重圧に負けず力走

[ 2017年8月27日 20:47 ]

ゴールして涙するブルゾンちえみ
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 日本テレビ「24時間テレビ40 告白〜勇気を出して伝えよう〜」(26、27日)でチャリティーマラソンランナーを務めたブルゾンちえみ(27)が27日午後8時48分、東京・日本武道館にゴール。90キロを無事に完走した。ランナーは史上初の当日発表となり、例年以上の注目を集めたが、期待に応える力走を見せた。

 前日26日の番組開始から約1時間後の午後7時半すぎ、ブルゾンはスタッフに声を掛けられ、車の中へ。そこでランナーに決まったことを告げられ、そのまま都内のスタート地点へ移動。午後8時53分に出発した。

 高校時代、陸上部に所属したブルゾンは高い能力を発揮。27日早朝まで順調なペースで進むも、徐々に身体が悲鳴を上げる。「左膝に痛みが…」とつぶやき、左膝を引きずるような走り方に。気温が上がった昼過ぎからは体力を奪われ苦悶の表情。だが、沿道から声援を受けると、手を振り会釈するなど苦しみに耐え笑顔を見せた。

 午後6時過ぎにはスタート後初めて歩く姿を見せたが、一歩一歩進み武道館を目指した。武道館が見えてくると力を振り絞りスパート。ラスト200メートル付近で伴走した坂本雄次トレーナー(69)の姿を見つけると涙。坂本氏の後押しも受けて武道館内へ。ステージ前ではゴールの場所を間違うハプニングもあったが、最後は無事にゴールテープを切った。

 ゴール直後に「本当に貴重な機会を与えてくださり、ありがとうございました」とあいさつ。「たくさん応援していただき、本当に力をいただきました。本当にありがとうございました」と応援に感謝した。

 これまでは5月下旬から6月上旬にランナーを発表していたが、ランナーのケアを務める坂本雄次トレーナー(69)が「体力的に今年で伴走が最後になるかも。だから新しいことをやりたい」と希望。今回の当日発表となった。

 7月下旬に同局の番組内でランナー候補は当日、日本武道館にいて「走る理由がある人」と発表され、ブルゾンは分刻みのスケジュールの合間を縫って練習。売れるまでは「この世界に向いていない」と挫折しかけたが、今年大ブレーク。「何かを諦めようとしている人に伝えたい。あと少し頑張って、夢を信じてほしい」と自身の“走る理由”を明かした。

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