ビッグ錠氏 グルメブームをチクリ「頭で味わう時代になった」

[ 2017年8月15日 09:05 ]

紙芝居「風のゴンタ」を逗子文化プラザホール(神奈川県逗子市)で上演した漫画家のビッグ錠氏
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 漫画家のビッグ錠氏は、週刊少年ジャンプで73年から連載の「包丁人味平」でグルメ漫画のジャンルを切り開いた。「あの頃には、料理を“胃袋”で味わう戦後が終わり、“舌”で味わう時代に変わっていた」と振り返る。

 その後のグルメブームを「情報過多の“頭で味わう時代”になったかも」とチクリ。「僕はいかにしてカップ麺をおいしく食べるか?というような面白さを求めていた」とグルメ漫画を描き続けてきた思いを語った。当時の原画が「週刊少年ジャンプ展」(東京・森アーツセンターギャラリー)で展示されている。

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