テレ朝社長 AbemaTVの将棋中継に「手応えを感じている」

[ 2017年7月4日 15:03 ]

将棋の藤井聡太四段
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 テレビ朝日の角南源五社長(60)が4日、東京・六本木の同局で定例会見に行い、インターネットテレビ局「AbemaTV」で展開する将棋チャンネルへの手応えを口にした。

 ダウンロード数は1900万を超えている「AbemaTV」で、ことし2月からスタートした将棋チャンネル。将棋の藤井聡太四段(14)の活躍もあり、人気が集まっている。

 藤井四段が佐々木勇気五段(22)に公式戦初黒星を喫した2日の竜王戦決勝トーナメントも生中継し、視聴数(アクセス数)が同局歴代2位の合計1242万5000を記録している。これは、5月に配信されたボクシング企画「亀田興毅に勝ったら1000万円」の歴代最多1420万に次ぐ、2位となっている。

 6日に行われる中田巧七段(49)との対局も中継予定。担当の平城隆司常務(56)は「藤井聡太四段のおかげで、非常に潤っているコンテンツ。AbemaTVの中でも長く見ていただけるコンテンツなので、大事にして、積極的に配信していきたい」とコメント。

 角南社長も「大切にしたい。非常に良い形に、若者の層に将棋が拡大していると、手応えを感じているところ。今後も注目する対局を中継してまいりたい」と期待を寄せた。

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