「ゆとりですが」今日SP放送、制作陣太鼓判「連ドラが前振りかと思うくらい面白い」
日本テレビの人気ドラマ「ゆとりですがなにか」(日曜後10・30)スペシャル(SP)「純米吟醸純情編」が7月2日、9日に2週連続で放送される。2016年に人気脚本家・宮藤官九郎(46)が手掛け、ギャラクシー賞や東京ドラマアウォードなど数々のドラマ賞を受賞した社会コメディードラマが約1年ぶりに復活。同局の枝見洋子プロデューサーが取材に応じ、SPの見どころや新登場キャストの魅力について語った。放送前から大きな注目を集めているが「宮藤さんの台本は本当に凄い。連ドラが前振りかと思うくらい面白いです」と太鼓判を押した。
宮藤が社会ドラマに初挑戦したオリジナル作品。主演の岡田将生(27)、松坂桃李(28)、柳楽優弥(27)が豪華共演。87年生まれの「ゆとり第1世代」が競争社会の中で戸惑いながらも、必死に毎日と向き合っていく姿が描かれた。SPでは連続ドラマから1年後の世界が舞台となる。枝見プロデューサーは「連ドラが終わった時に、出演者が皆“またやりたい!”と盛り上がりました。打ち上げの時には岡田さんや松坂さんが、宮藤さんに“ドラマの続き書いてください”と直談判。打ち上げ最後に宮藤さんが“書きます!”とおっしゃっていました」とキャストの熱意が“続編”につながったと明かす。
◆ゆとりモンスター山岸超える強烈キャラが登場「宮藤さんは本当に恐ろしい」
強烈な個性を持つ登場人物と宮藤の見事なシナリオが作品の魅力。岡田は「ゆとり第1世代」のサラリーマンで、仕事や人間関係に苦悩する主人公・坂間正和を熱演。松坂は児童にナメられつつも好かれる小学校教師・山路一豊、柳楽は東大合格を目指して11浪中の客引き・道上まりぶを演じた。ほかにも太賀(24)が扮する「飲み会?それって強制すか?」と暴言を吐き、会社をパワハラで訴える“ゆとりモンスター”山岸ひろむが登場。時代を切り取ったキャラクターが人気を集めた。
SPには実力派女優の蒼井優(31)、清野菜名(22)が参戦。蒼井は山路の高校同級生・笠木久美、清野は正和が登録する人材派遣会社の営業・富田を演じる。ともに“ゆとりモンスター”山岸を超える強烈キャラだ。枝見プロデューサーは「連ドラでは“ゆとり世代って実はゆとりなんて全然ないんです”“ゆとり世代という言葉だけで括(くく)らないでほしい”という、社会の中で一生懸命に生きているという彼らの姿が描かれていました。ラストでは新しい家族が生まれたり、新たな道を選んで進んだりと、連ドラとして完成したものでしたが、SPでは一度やったことをぶっ壊すようなキャラクターを登場させた。宮藤さんは本当に恐ろしいなと思いました」と宮藤のシナリオに舌を巻いた。
蒼井の役柄について「台本を読んだときに“こんな人が出るのか”と衝撃を受けました。蒼井さんが演じる久美は、スナックで働き“高校なんて行ってないし!そもそも、ゆとり教育なんてちゃんと受けてないし!”みたいなキャラクター。連ドラの最後は主人公・正和(岡田)が茜(安藤サクラ)と結婚して家族になってとハッピーな感じで終わりましたが、連ドラのときの流れをぶち壊すような役柄です。完結したと思った物語の先が、まだこんなにあったのだというような感じ。蒼井さんが登場したことによって、彼らの物語がまた深くなります」と語る。
◆「ゆとり」より若い「さとり世代」も! 社会ドラマに新たなスパイス
清野が演じるのは『ゆとり』の下の『さとり』世代の女性。『ゆとり』とは別の“恐ろしさ”を持つ。「連ドラでは太賀さんが演じた山岸という役が未知の生物というか、ゆとりモンスターとして描かれていましたが、富田は女版モンスターのような人物です。山岸みたいに攻撃を仕掛けてくるキャラではないのですが、私たちが考えている価値観とかルールが通用しない女性。怖くはないのですが、笑いながら相手を傷つける。それも悪気はなくてナチュラルにやってしまう。山岸よりも凄いキャラクターをぶっ込んできたなと思いました。自分の居場所も分かっていて、どう生きていけばいいかも分かっている。投げやりになるのではなく、冷静に受け入れているところが『さとり』そのものだなと思います」と、劇中の新たなスパイスとなる『さとり世代』のキャラクターについて説明した。
作品は数々のドラマ賞を獲得。宮藤は本作で「2016芸術選奨 放送部門 文部科学大臣賞」を受賞した。1年ぶりの放送を前にファンからの期待は高まるが、枝見プロデューサーは「楽しみにしてくださっている視聴者の方々の期待には確実に応えます!間違いなく面白いです。連ドラが前振りだったのかなと思うくらいです。若者がワーワーやっているだけの物語ではなくて、社会ドラマになっているので、若者だけでなく大人の方が見ても楽しめます」とニッコリ。放送が楽しみだ。
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