嵐・大野“分身の術”で6万人と三本締め、「忍びの国」好発進

[ 2017年7月2日 05:30 ]

肩の部分がシースルーの衣装で舞台に上がった石原さとみ
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 嵐の大野智(36)が1日、都内で行われた主演映画「忍びの国」(監督中村義洋)の初日舞台あいさつに出席した。

 6年ぶりの映画主演作。初日を迎え「ようやくですね。1年前の夏の撮影だったので(気持ちを)ためて、ためてきたという感じ」としみじみ。共演の石原さとみ(30)は「今日で(作品を)卒業。寂しさもありますけど、皆さんのところにお届けできるという温かい気持ちもあります」と喜びをかみしめた。

 伊賀最強の忍者の活躍を描く作品で、これまで忍術にちなんだ演出でキャンペーンを盛り上げてきた。5月末のイベントではステージ上の木が立っていた場所に、大野が突然登場。観客の目をあざむく“身代わりの術”を披露した。6月の大ヒット祈願は“忍びの術”と銘打ち、普段は立ち入ることができない国の重要文化財「浅草寺伝法院」で行った。

 公開初日を飾ったのは“分身の術”だ。舞台あいさつの模様を全国169劇場に同時生中継し、計6万人の観客がスクリーンで大野や石原、伊勢谷友介(41)、Hey!Say!JUMP知念侑李(23)ら出演陣の“分身”を見守るという企画。大野はカメラに向かって「初めまして、こんにちは〜」と手を振ってあいさつ。最後は6万人の観客との三本締めで大団円を迎えた。配給の東宝によると、興行収入30億円を見込める好スタート。今年の実写邦画ではNo・1を狙える勢いという。

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2017年7月2日のニュース