円歌さん協会葬 300人が参列、出ばやし「花に遊ばば」で別れ

[ 2017年4月28日 05:30 ]

参列者にあいさつする三遊亭円歌さんの妻・中沢令子さん
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 23日に結腸がんによる腸閉塞(へいそく)のために亡くなった落語協会最高顧問・三遊亭円歌さん(享年88)の協会葬が27日、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。

 落語関係者だけでなく俳優の中尾彬(74)池波志乃(62)夫妻やフリーアナウンサーの徳光和夫(76)ら約300人が参列した。葬儀委員長で落語協会会長の柳亭市馬(55)は弔辞で「メガネをかけての高座や、女の子を弟子にとるなど今では何でもないことを当たり前にしてくれました」と功績を称えた。出棺の際には円歌さんが高座に出る際の出ばやし「花に遊ばば」が流れた。

 参列した三遊亭円楽(67)は「僕の襲名披露全国公演(10年)のときに帰りの飛行機で2人でビールを飲み過ぎて、羽田空港のロビーで抱き合って寝てたそうです」と円歌さんとのエピソードを明かしていた。

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