乙武氏 不倫騒動後NHK初出演「僕に対する人々の見方が一変」

[ 2017年4月9日 18:36 ]

乙武洋匡氏
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 昨年3月に不倫騒動を報じられた作家の乙武洋匡氏(41)が9日放送のNHK・Eテレ「バリバラ」(日曜後7・00)に出演した。

 謹慎生活を経て、今年1月に活動を再開した乙武氏は心境を聞かれると、「疲れた。いや、乙武さん、しんどいですよ。こんな割に合わないしんどい役回りないから…。人々の前から姿を消したいです」と明かした。すぐに森三中の大島美幸(37)から「何、かっこつけてんだよ!まだもてようとしてんのか!主婦の敵だよ」とツッコミが入る。

 番組では乙武氏が世間の障がい者像をどう変えてきたのか、その影響が徹底討論された。番組のアンケートでは、騒動で健常者にはイメージダウンが明白になった。ただ、障がい者からは騒動前は「いろんな問題にぶつかっているはず。こんなに順風満帆にいくの」といった懐疑的な意見が多かったのが、「障がい者でも恋愛がしたいということが分かってもらえた」と“ありのままの姿”を支持する声が上がり、イメージアップにつながったことが明らかになった。

 バリアフリーに向けた今後については「とにかく僕に対する人々の見方が一変した以上、きっといままでのやり方はあんまり通用しない。どういうやり方があるんだろうと。今、考え込んでる」と話した。

 同番組は2012年にスタートした障がい者らのための情報バラエティー。昨年8月は裏番組の「24時間テレビ」をパロディー化し、障がい者をテーマに感動ドキュメンタリーとして放送することに疑問を呈して話題を集めた。乙武氏は準レギュラー的存在だったが、15年1月以来の出演で、騒動後は初めてとなった。

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2017年4月9日のニュース