中村泰士氏「1万人の歌謡曲」開催「来年もやりたい」と意欲

[ 2017年4月9日 21:10 ]

「カラオケレインボー 1万人の歌謡曲」イベントを行った中村泰士氏(階段下の赤い服、後方の映像)
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 作詞・作曲家の中村泰士氏(77)が9日、大阪を“歌謡曲の聖地”にしようと企画した音楽イベント「第1回カラオケレインボー 1万人の歌謡曲」を大阪城ホールで開いた。

 オーケストラの演奏をバックに指揮をとり、自らが手がけた、ちあきなおみ(69)のヒット曲「喝采」など全16曲を客席を埋めた観客と合唱。合唱前には自身の“最後のプロデュース”と謳う新人歌手のエンジュ(年齢非公表)もステージデビューさせた。

 予定された3時間半を超える4時間近い長丁場だっただけに、年齢的に疲労も心配されたが「大丈夫!」と終了後も元気いっぱい。それどころか、「組曲の構成に問題があった。もう少し、お客さんにやさしい方がいいかな。コーラスをやっているおばさまグループ300人を使って、ステージ上でハーモニーすればもっと楽しくなる」と早速、課題提起も口に。

 「感動した。コンサートとは違った気持ちよさがあった」と満足感を示す一方で「来年もやりたい」ときっぱり。来春にも第2回を開催し、さらに発展させる意欲を示した。

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2017年4月9日のニュース