ジミー・ペイジ演奏せずで物議の音楽イベント 次回以降開催中止に

[ 2017年2月17日 16:45 ]

 昨年11月に東京・両国国技館で行われ、世界3大ギタリストの1人、ジミー・ペイジ(73)が演奏しなかったため物議を醸した「THE CLASSIC ROCK AWARDS(クラシックロックアワード)2016+LIVE PERFORMANCE」は次回以降、中止になった。17日、KLab Entertainment株式会社が公式サイトで発表した。

 「この度、KLab Entertainment社は、本イベントの次回以降の開催を中止せざるを得ないとの結論に至りましたことをお知らせいたします」と報告した。

 理由は主催3社のうちの1社であるTeamRock社が倒産し、更生管財手続きに入ったため。同社は「THE CLASSIC ROCK AWARDS」の英国における主催者で、同イベントのブランドや開催権の原所有者。

 残り2社で東京開催の継続を模索したが(1)KLab Entertainment社がTeamRock社から取得していた3年間の「THE CLASSIC ROCK AWARDS」東京開催権に関する契約は、TeamRock社の倒産および更生管財手続きに伴い、無効になった(2)「THE CLASSIC ROCK AWARDS」というブランドやイベントの開催権を含むあらゆる資産が、法律に従い、管財手続きの対象になった――ことなどから、開催権を取得し直すことが必要に。

 しかし、別会社(Future plc社)の取得が決定し「この結果により、大変残念ではありますが、本イベントの次回以降の開催をできなくなりましたことをご報告いたします」とした。

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2017年2月17日のニュース