くまモン&コロッケ熊本応援MV 益城町・飯野小児童と共演も

[ 2017年2月17日 06:25 ]

「くまモン」初のMV集内で未発表曲「にじ」を歌唱するコロッケはレコーディングでくまモンと対面
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 熊本県のPRキャラクター「くまモン」の初のミュージックビデオ(MV)集「よかモン♪セレクション」に、同県出身のタレント、コロッケ(56)が出演。昨年発生した熊本地震の被災者を勇気づける曲として、熊本に定着している「にじ」を、くまモンのプロデュースで歌唱する。

 同曲は91年に、保育教育用に作られた。明日への希望をテーマにしており、幼稚園で卒業ソングの定番となっている。地震直後に熊本県在住の保育士ユニット「すかんぽ」がCD化したことがきっかけで復興への歩みを象徴する楽曲となった。

 くまモンの希望で、新たにMVを制作することに。甚大な被害を負った益城町などに救援物資をいち早く運ぶなどしていたコロッケに歌唱依頼したところ快諾を受けた。

 今回収録の「にじ」はコロッケに加え、益城町の飯野小学校4年生の19人がコーラス参加。MVには全校児童120人が出演した。くまモンが録音時に歌唱指導している場面や歌に合わせ手話をする映像も収録される。

 くまモンは「熊本もぼくも地震に負けず元気だモン!みんなこのDVDでもっともっと元気になるモン!」とコメント。コロッケは「芸能界に入ってたぶん初めて、ちゃんと歌ってます。熊本への思いは私もくまモンも、熊本県の人たちも一緒。地震から1年、熊本から全国に元気をお届けできれば」と話している。

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2017年2月17日のニュース