船村さん訃報に悲しみの声 細川「感謝の一言」大月「大切な恩人」

[ 2017年2月17日 14:20 ]

作曲家の船村徹氏
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 「別れの一本杉」「王将」など日本歌謡史に残る名曲を多数残し、昨年文化勲章を叙勲した作曲家の船村徹さんが16日に死去。5500曲以上を手がけた戦後の歌謡界を代表する作曲家の訃報に、歌謡界でも悲しみの声が広がった。

 歌手の細川たかし(66)は、船村さんと最後に会ったのは1月18日に開かれた「文化勲章受章を祝う会」だったといい、「先生からは『矢切の渡し』という名曲を提供していただき感謝の一言です。私にとって先生との出会いは本当に素晴らしいことでした。ご冥福をお祈りいたします」と追悼。

 また、大月みやこ(70)は「お元気でお過ごしとうかがっておりましたのに…。本当に残念でなりません。昭和58年に『女の港』で私自身の歌世界を作り上げていただいて以来、私の大切な大切な恩人として長く敬愛申し上げておりました。今は、ただただご冥福をお祈りするばかりです」とコメントした。

 杉良太郎(72)は「作曲家として約60年ぶりに、船村先生が文化勲章を受章されることによって、演歌歌謡曲の世界が活性化され、勢いづいてほしいという気持ちが私にはありました。お元気なうちに平成28年度の文化功労者として選ばれ、去る1月18日に盛大なパーティーがあり、力強い挨拶をされているのを拝見し、嬉しく見ておりました。伍代夏子の新曲『肱川あらし』が伍代にとって船村先生の最初の最後の作品となりました。残念でなりません」と悼み、妻の伍代夏子(55)は「突然の事で大変驚いております。去年の心臓の手術も成功し、もっともっと作品を歌わせていただけると信じていましたのに、大変残念でなりません。ただただ、先生のご冥福をお祈り申し上げます」と心境を明かした。

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