よみがえる美空ひばりさんin紅白 秘蔵映像&音声を初の商品化

[ 2017年1月8日 05:30 ]

1979年、第30回の記念大会に特別出場し「ひばりのマドロスさん」「リンゴ追分」「人生一路」をメドレーで歌う美空ひばりさん
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 故美空ひばりさんの生誕80周年を記念し、NHK紅白歌合戦での映像と音声が初めて商品化されることになった。

 出場2回目の1957年から最後の出場となった79年まで計16回分を収録する。57〜62年がラジオ音声で、これ以降は映像。DVD6枚、CD2枚のセットで「永遠の美空ひばり」(税込み4万5360円)のタイトルで3月29日に発売される。

 中でも貴重なのは11回目の出場となった66年。歌唱した「悲しい酒」の1番と2番の間奏にお決まりのせりふが入っておらず、涙を流さずに歌っている。せりふ入りバージョンが制作されたのは翌67年で、ひばりさんはこの紅白以外、テレビ番組などで歌う際は必ずといっていいほど涙を見せていたという。

 ほかにも、小林旭(78)と結婚した62年に司会の森光子さんに「新婚のところ奥さまをひばり(引っ張り)出して、(小林)旭さん、ごめんなさい」と紹介されるラジオ音声なども収められている。初出場した54年と出場9回目の64年は映像、音声ともに現存しなかったという。

 これまで紅白の商品化は、小林幸子(63)と美川憲一(70)の豪華衣装対決を収めたDVD「二人だけの紅白歌合戦!!」(02年)などがあったが、ひばりさんは初めて。映像にはほかの出演者や審査員らも映っているため、制作したNHK出版が構想から2年かけ、本人や関係者、遺族ら数百人とコンタクトを取り、権利問題をクリアした。

 紅白のほかにもNHKに現存する53〜03年の20番組の映像と音声を収録する。長男でひばりプロダクション社長の加藤和也氏(45)は「貴重な番組の数々が発売されるとのことで大変感謝しています。懐かしい歌声や映像で皆さまの青春時代を思い出していただけたら」と呼びかけている。

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