ベッキー完全復帰へ 在京キー局レギュラー決定!4月から新番組

[ 2016年12月13日 08:10 ]

在京キー局に出演することが分かったベッキー
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 ゲス不倫から薬物事件、小池劇場や震災まで、世間を揺るがすニュースが切れ目なく続いた2016年。事件のキーマンや社会現象の今を深く掘り下げる「激動2016」がスタート。第1回は、新年早々に発覚した不倫騒動で休業に追い込まれたベッキー(32)に迫る。来春に念願だった在京キー局の新番組のレギュラーが決定。この番組を足がかりにベッキーは完全復帰を目指す。

 ベッキーが新たに起用されることが決まったのは、来年4月にスタートするバラエティー番組。頭の回転の速さを武器に、お笑いタレントらとトークを繰り広げるとみられる。

 騒動後、BSスカパー!の音楽番組やFMでレギュラーの仕事を始め、来年1月にフジテレビ系列の北海道文化放送(UHB)でスタートする北海道ローカルの情報番組で司会を務めることが決定していたが、ついに念願の在京キー局の番組にレギュラー出演する。

 ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音(えのん、28)との不倫騒動前には、優等生キャラとして人気だったベッキーのレギュラーのテレビ番組は10本。初のスキャンダルの代償は大きく、全てが打ち切られるか、出演見送りとなった。このうち、BSスカパー!「FULL CHORUS」はレギュラー復帰第1弾となったが、地上波の各番組はスポンサーの反応を見て復帰を見送ってきた。それだけに、ベッキーはキー局が放送する番組を目指し、新境地に挑んできた。

 9月には宝島社の広告で40センチ切ったショートカットと背中ヌードを披露し、裸一貫の出直しをアピール。翌10月にはフジ「ワイドナショー」に出演し、不倫騒動について赤裸々トークを展開。生放送のラジオに初挑戦しているJFN系列FM番組「ミッドナイト・ダイバーシティー」では「私なんかに人生相談」などの自虐的なコーナーでぶっちゃけている。テレビ関係者は「イメチェンで世間の風向きが変わった。今回のオファーは新たなベッキーに期待してのものでしょう」と話す。

 番組の内容の詳細は今後決まるが、優等生とは違うベッキーの言動が見どころの一つになる。

 CM打ち切りなど騒動で生じた損害額は約5億円で、ベッキーと所属事務所でほぼ折半。関係者によると、ベッキーは約2億5000万円を今月完済する。身も心もきれいにして迎える新年。明るい話題で笑顔を見せられるか、注目される。

 ▽ゲス不倫騒動 昨年10月、ゲス極のイベントに参加したベッキーと川谷が出会い、11月に交際を開始。川谷には7月に結婚したばかりの妻がいたが、年明けに長崎の実家にベッキーを連れて帰省し、現地で週刊文春の記者に直撃された。誌上には2人のLINEの履歴も掲載され、川谷が妻と離婚することを「卒論」と呼んで成立を期待していたことも明らかに。ベッキーは今年1月6日の会見で川谷との関係を「友人」と否定したが、その会見前にLINEで「友達で押し通す予定」などと川谷と示し合わせていたことが後に報じられ、批判が殺到。1月30日をもって休業した。一方の川谷は活動を続け、妻とは5月に離婚した。

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