紀香が“顔見世デビュー”笑顔であいさつ、来場者「見れた。良かった~」

[ 2016年11月30日 19:37 ]

京都・先斗町歌舞練場のロビーで関係者にあいさつする藤原紀香
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 京都の師走を飾る「吉例顔見世興行」が30日、京都・先斗町歌舞練場で開幕。片岡愛之助(44)と結婚した女優・藤原紀香(45)も歴史と伝統ある空間で“顔見世デビュー”を果たした。

 紀香はトーンを押さえた薄いピンクの着物姿でロビーに姿を見せ、ごひいき筋や関係者に笑顔であいさつ。10月の東京・新橋演舞場や11月の兵庫・永楽館などにも同行しているが、この日も来場者からは「紀香ちゃんや」「いやあ、見れた。良かった~」などと声もかかった。

 今回の顔見世は南座が改修工事中のため同劇場から徒歩約10分、花街のど真ん中にある歌舞練場で開催。顔見世が南座以外で上演されるのは90年以来、26年ぶりとあって注目を集めている。客席数は南座の約半分だが、その分舞台と客席が近く間近で繰り広げられる歌舞伎俳優の演技にファンも大喜びで、一幕目、愛之助が主演する「実盛物語」で馬にまたがりポーズを決めると「松嶋屋!」などと迫力ある大向こうがかかった。

 さらに、今回は五代目中村雀右衛門(61)の襲名披露興行でもあり「廓文章」では劇中で口上を披露。「雀右衛門の名に恥じぬよう、芸道に精進いたします」などとあいさつし、割れんばかりの拍手を浴びた。公演は3部制で12月25日まで。

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