十勝花子さん死去 70歳…先月末に大腸がんが発覚

[ 2016年8月25日 05:30 ]

亡くなった十勝花子さん

 タレントの十勝花子(とかち・はなこ、本名加藤恵子=かとう・けいこ)さんが21日に大腸がんのため亡くなっていたことが24日、分かった。70歳。北海道出身。葬儀・告別式は同日、都内の斎場で家族のみの密葬で営まれた。

 長女の服部令子さんによると、先月末にステージ4の大腸がんが発覚。手術ができないほど転移し、余命6カ月を宣告された。十勝さんは闘病を決意し、抗がん剤投与を始めたところだったという。服部さんは十勝さんのフェイスブックで、密葬の様子を報告。生前の本人の希望でバラの花に囲まれ、ファンだったプロ野球ソフトバンクのチャンピオンTシャツを身に着けて旅立った。

 十勝さんは1966年に歌手デビュー。71年から放送されたTBSドラマ「なんたって18歳!」で注目され、95年のNHKドラマ「大地の子」などに出演。テレビのリポーターとしても活躍。99年に野村沙知代さん(84)の学歴詐称疑惑が浮上し、女優の浅香光代(88)と野村さんの批判合戦が起こると、浅香側に付き、情報番組に毎日のように出演した。

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2016年8月25日のニュース