ユカイ「ミス・サイゴン」エンジニア役に意気込み「自分なりに」

[ 2016年8月25日 22:57 ]

初出演のミュージカル「ミス・サイゴン」PR会見を行ったダイアモンド☆ユカイ

 ロック歌手のダイアモンド☆ユカイ(54)が25日、大阪市内で初出演ミュージカル「ミス・サイゴン」(12月30日~来年1月15日・梅田芸術劇場メインホール)のPR会見に出席した。

 2年前の同公演を鑑賞し、「雷に打たれたような衝撃。今まで30年間ロックをやってきて、表現したいことがこのミュージカルに詰まっている」と感じたという。「50歳すぎて挑戦する気持ちがロックなんじゃないか」と、畑違いのミュージカルのオーディションを受け、メーンキャストであるフランス系ベトナム人・エンジニア役をゲット。ロッカーながら、バラエティー番組に進出したのも転機だったが、ミュージカル出演も「人生の中での一大転機」と語った。

 現在の同作宣伝ビジュアルでは新鮮なオールバックの髪型を披露。「何か育ちがいい感じ。本番ではワイルドな部分も出したい」と笑い、マイナーチェンジに意欲をみせた。歌は本業だが、演技やダンスには自信なし。「ストレッチから始め、毎日してる。体が硬いし、五十肩やテニス肘にもなってましたからね」と告白して、笑わせた。

 今回を最後に1992年以来演じ続けた同役を降りる市村正親(66)、2年前に続く2度目の登板となる駒田一(52)とのトリプルキャストでエンジニアを務める。「演劇の巨人・市村さん、ベテランの駒田さんと同じようにはできない。自分なりのロックなエンジニアを表現できれば」と意気込んでいた。

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2016年8月25日のニュース