おすぎ、巨泉さん悼む「昭和がなくなった」「時代の最先端いってた」

[ 2016年7月20日 18:42 ]

大橋巨泉さん

 映画評論家おすぎ(71)がレギュラーを務める20日放送の文化放送「吉田照美 飛べ!サルバドール」に出演。12日に亡くなったタレントの大橋巨泉さん(享年82)をしのんだ。

 「巨泉さんが『11PM』やめてリタイアするって言って、カナダで土産屋やったじゃない。あの頃に知り合ったの。知り合うとすぐ『おい、おすぎ』なのよ。全部身内にしちゃうの。新幹線で会うじゃない。身内なのよ。『まぁ、そんなに親しくもないのに』とか思いながら…」と巨泉さんの気さくな人柄について触れた。

 おすぎは「あの頃のテレビって活気づいてたよね。いわゆるお笑いさんたちがメインでやってる番組って言っちゃうと問題だけど、私は出たくないからキー局辞めたわけよ、ひな壇に何人も並んでさぁ。そこいくと巨泉さんだとか永さんがテレビやってた時代っていうのは、やっぱり憧れたし、その人たちと知り合いたかったりした」とコメント。

 「だからもう、いわゆる『昭和』がなくなったのよ、完全にね。そういう風に思う。本当に適当な男で、ものすごく大事なことは、遊びが仕事になってた人なの。学生時代からジャズ評論家やってて『ジャズ評論に関しては巨泉』て呼ばれるくらいの人。私たちはとっても勉強にさせてもらった。そのうち放送作家やって、放送作家なんて顔見せないのに、いつの間にかあの人は顔見せるようになって。時代の最先端をいってた」と巨泉さんの功績を称えた。

続きを表示

2016年7月20日のニュース