フジ「バイキング」大型改編後最高の視聴率5・3% 都知事選3候補対決で注目

[ 2016年7月20日 11:18 ]

 東京都知事選(31日投開票)に立候補している主要3候補が生出演した19日放送のフジテレビの情報番組「バイキング」(月~金曜前11・55)の平均視聴率が5・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。タレントの小堺一機(60)が司会を務めた長寿番組「ライオンのごきげんよう」と“昼ドラ”が終了し、放送時間を延長した4月1日リニューアル後の同番組最高視聴率となった。

 前4週の平均4・1%を1・2ポイント上回る好視聴率。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)と元防衛相の小池百合子氏(64)、前岩手県知事で元総務相の増田寛也氏(64)が参加した公開討論を実施。都知事選で注目の3候補者が集まり、高い関心を集めたとみられる。

 番組では鳥越氏が小池氏をいきなり“口撃”する場面があった。街頭演説で小池氏が鳥越氏を「病み上がりの人」と表現していることを追及。小池氏が「言っていない。記憶にない」と応じると鳥越氏は「証拠がある」と、発言場面を報じたニュース番組のコピー画像を突きつけ「病み上がりというレッテルを貼って人を差別する。がんサバイバーは何もできないイメージを与えるというのは、ね」と指摘。すると小池氏は「そこまでは言っていません。でも大変お気遣いをしているわけです。あの、鳥越さんに対して…」としどろもどろになり、最後にようやく「そこしか質問はないんですか」とチクリとやり返した。

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2016年7月20日のニュース