元TBS女子アナ 元巨人ドラ1に恋心「スマホがあれば…」

[ 2016年5月9日 20:11 ]

吉川美代子氏

 フリーアナウンサーの吉川美代子氏(62)が9日放送されたTBSのバラエティー番組「7時にあいましょう」(月曜後7・00)に出演、ほのかに恋心を寄せていた元巨人投手の藤城和明さん(61)と39年ぶりに再会、当時の気持ちを確かめた。

 この日は「私のこと好きでしたか?SP」としてオンエアされ、TBSの新人だった吉川氏は入社当時、ラジオの野球番組のため、巨人の練習場だった多摩川グラウンドで取材、インタビューを行っていた。この頃はインタビューもスポーツアナウンサーでなければできず、男性ばかりの現場だったという。

 1976年のドラフト1位で新日鉄広畑から巨人に入団した藤城さんは、77年がプロ1年目で吉川氏がインタビューした相手。吉川氏は当時を「唯一、声をかけてくれた人。目を見てあいさつしてくれた」と振り返り、取材の礼状ももらうなどしているうちに好意を抱いた。

 藤城さんは現役引退後、ムード歌謡の歌手、巨人の投手コーチとしてリーグ優勝を経験、現在も社会人野球で監督を務めている。現在川崎市在住という藤城さん行きつけの寿司店で再会は実現、「ご無沙汰しています。元気でしたか」と再会を喜んだ。兵庫・姫路から上京してきた藤城さんにとって吉川氏は“初めて会った女性”と表現し懐かしんだ。

 吉川氏は優しく接してくれた藤城さんに「あんなに優しかったのはそれなりの思いがあったのでしょうか?」と尋ねると、「浮き上がって見えた。周りの人はぼやけていて…。こんな人と一緒になれたらいいなと思っていた」と明かすと吉川氏は「携帯電話とスマホが普及してればねえ」と残念がった。しかしながら藤城さんには当時交際していた女性がおり、顔だちも吉川氏に似ていたという、結局その女性と結婚、2児にも恵まれ幸せをつかんだ。

 藤城さんは「40年前に戻って好きと言えばよかったな」と吉川氏に話すと、吉川氏は「39年」と、アナウンサーらしくきっちりと“訂正”していた。

 かつて吉川氏はテレビ番組で、入社1年目に野球選手に取材する機会があったものの、当時は携帯電話もなく「インタビューをするとあちらからお礼状が来て、こちらからもお礼状を返す」程度の関係で「お互いまだ簡単に手を出す時代じゃないですからね」と話していた。

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2016年5月9日のニュース