森田剛 絶妙のタイミング「覚悟して」

[ 2016年5月9日 19:55 ]

舞台あいさつに立ったムロツヨシ(左)と濱田岳

 「V6」の森田剛(37)が9日、初主演映画「ヒメアノ~ル」(監督吉田恵輔、5月28日公開)の東京・TOHOシネマズ新宿で行われたジャパンプレミアで共演の濱田岳(27)、佐津川愛美(27)、ムロツヨシ(40)とともに舞台あいさつに立った。

 連続快楽殺人者という衝撃的な役どころに挑んだ森田。「ちょっと前でもこの後でもできなかった。このタイミングで良かったです。運が良かったと思っています。自信を持って見てもらえるので、覚悟して楽しんで」と自信のほどをのぞかせた。

 ワールドプレミアとなった4月の伊ウディーネ・ファー・イースト映画祭での上映にも立ち会い「とにかく笑いが多かった。予想外のところでも起きたけれど、すごく反応が良かった」と満足げ。吉田監督も、「めちゃくちゃ盛り上がっていた。現地の人が、森田くんがめっちゃ怖い、本当に日本のアイドルなのか?と言っていた」と評した。

 だが、その一方で「僕らはイタリアでチヤホヤされたからなのか、割とストイックで欲のないまっすぐなキャラの森田くんが、物販所で映画祭のマグカップなどを買っている姿を見て萌(も)えっとした」と暴露。佐津川も、「森田さんに羽交い絞めされるシーンで力が入りすぎて、台本にはないのに2人で転んじゃったんです。そのままお芝居をしていたのですが、カットがかかった瞬間、怖い顔だった森田さんが“大丈夫?”と言ってくださって、優しいなって思いました」と振り返った。

 思わぬ素顔をさらされ照れることしきりの森田だったが、高校の同級生役の濱田が異論。「森田さんはつらい撮影を経てきたので、気が滅入ったりしないんですかと聞いたら、(映画の)キャラのままで“そりゃ、滅入りますよ”と言われた。とんだ軽口をたたいてしまったと、ひざが笑ってビビッた思い出があります」と明かし、会場の笑いを誘っていた。

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2016年5月9日のニュース