「笑点」視聴率、今年最高20・4%!歌丸卒業発表で注目

[ 2016年5月2日 09:35 ]

4月30日に「笑点」の司会引退を発表した桂歌丸

 4月30日に落語家の桂歌丸(79)が大喜利の司会引退を発表した日本テレビの演芸番組「笑点」(日曜後5・30)が1日に放送され、平均視聴率は20・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と今年最高を記録したことが2日、分かった。

 従来の最高、1月31日と4月10日の18・7%を上回り、今年初の大台突破。歌丸の司会引退発表が視聴者の注目を集めたとみられる。昨年は3月1日に24・2%を記録している。

 歌丸は4月30日に都内で行った「笑点50周年記念スペシャル」(15日後5・00)の収録と収録後の会見で、司会引退を発表。昨年6月に入院するなど、近年は番組を休むことも増え「体力の限界なんです」と説明。番組の50周年と落語家生活65年の区切りの年に決断した。22日の生放送が最後の出演となる。

 現在のレギュラー陣の中でただ1人、1966年の放送第1回から出演する番組の最大の功労者。今後はレギュラー出演をやめ、直前のPR番組「もう笑点」に出演する。番組降板は制作スタッフの一部と出演者しか聞かされていなかった。局によると、後任については検討中という。

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2016年5月2日のニュース