「とと姉ちゃん」週間平均視聴率は23・1% 4週連続大台突破

[ 2016年5月2日 10:08 ]

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを務める高畑充希

 女優の高畑充希(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)の第4週の平均視聴率は23・1%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが2日、分かった。4週連続して大台を突破した。

 週間平均は第1週21・7%。全156回を通じた期間平均23・5%で今世紀最高を記録した前作「あさが来た」の第1週平均20・3%を上回った。第2週は熊本地震の影響のため16日が休止になり、週間平均は22・1%。第3週は23・0%を記録した。

 各日の番組平均は、4月25日23・3%、26日は自己最低タイとなる20・7%、27日は自己最高を更新する24・6%を記録。28日24・4%、29日22・5%、30日22・8%だった。

 昭和初期から高度経済成長期を背景に、亡き父親に代わり、一家の大黒柱として母親と2人の妹を守る「とと(=父)姉ちゃん」こと小橋常子(高畑)が戦後の東京で女性向け雑誌を創刊する姿を描く。モデルは雑誌「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子。

 朝ドラ通算94作目。ドラマ「怪物くん」「妖怪人間ベム」、映画「ガチ☆ボーイ」「信長協奏曲」、アニメ「TIGER&BUNNY」などで知られる西田征史氏(40)が脚本を担当。演出は大河ドラマ「軍師官兵衛」などの大原拓氏ほか。主題歌「花束を君に」はシンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(33)が書き下ろし。5年半ぶりに音楽活動を再開した復帰作となった。10月1日まで全156回。

 第4週は「常子、編入試験に挑む」。母・君子(木村多江)と祖母・滝子(大地真央)との対立により、急きょ仕出し屋「森田屋」に居候することになった常子(高畑充希)たち。そこで出会ったのは、大女将・森田まつ(秋野暢子)、大将の宗吉(ピエール瀧)、妻・照代(平岩紙)、娘・富江(川栄李奈)と板前の長谷川(浜野謙太)という個性的な面々。常子と鞠子(相楽樹)は慣れない弁当作りや配達の仕事に励みながら、編入試験に向けて勉強を始めるが…という展開だった。

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2016年5月2日のニュース