愛之助結婚効果!「こんぴら歌舞伎」お練りに過去最多2万5000人

[ 2016年4月9日 06:43 ]

「四国こんぴら歌舞伎大芝居」のお練りでファンに祝福される片岡愛之助

 女優の藤原紀香(44)と先月30日に結婚した歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)が8日、香川県琴平町の金丸座(旧金比羅大芝居)で9日開幕する「第32回四国こんぴら歌舞伎大芝居」のお練りに参加した。

 今回は中村翫雀改め4代目中村鴈治郎(57)の襲名披露公演ということに加え、愛之助の“結婚効果”もあって沿道には昨年の5倍、過去最多の2万5000人が殺到。出演者7人を乗せた人力車は通常の所要時間30分のところを、45分かけてゆっくりと回った。

 4台目に乗り込んだ愛之助は紙吹雪が舞う中、終始笑顔。「ラブリ~ン」「愛之助~」という掛け声に手を振りながら、「結婚おめでとう」という祝福の嵐に「ありがとうございます」と応じた。一方、“梨園の妻デビュー”かと注目された紀香については「今回は来ません」と“先送り”になったことを明言。結婚後初舞台に向けて「頑張ります」と意気込んだが、ファンからの「お子さまはまだですか?」という質問には苦笑いだった。

 終了後はセレモニーに参加。同地は思い出深い場所で、こんぴら歌舞伎には1980年の第1回に出演したことを振り返りながら、「当時は中学生だった」と回想。今回は3年ぶりということもあり、「お帰り、と言ってもらえてうれしい」と感謝しながら、「私事ではございますが結婚致しました。また、第一歩を踏み出してまいります。よろしくお願いします」とあいさつした。

 公演には鴈治郎、愛之助のほか公演で座頭を務める人間国宝の坂田藤十郎(84)、中村扇雀(55)、市川中車(50)らが出演。

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2016年4月9日のニュース