たかみな、後任ゆいはんにエール「頑張るじゃなく“顔晴る”」

[ 2016年4月9日 08:17 ]

卒業公演で笑顔で歌う高橋みなみ(中央)。左は横山由依(C)AKS

AKB48高橋みなみ卒業公演

(4月8日 東京・秋葉原AKB48劇場)
 AKB48・高橋みなみ前総監督(25)の卒業で、48グループのメンバー約300人を束ねる重責が、横山由依総監督(23)の一身にかかることになった。

 高橋は卒業会見で、横山へのメッセージを問われると「グループとして11年目は大変な時期。そのタイミングで彼女に総監督を背負わすのは申し訳ない気持ちでいっぱい」と配慮を示した。その上で「総監督ということで、名前を知ってもらうチャンスだと思ってほしい。頑張るじゃなく“顔晴る”。顔晴れやかにやってほしい」とエールを送った。

 1期生の高橋が遠慮なく同期や後輩たちを引っ張って行けたのに対し、横山は9期生。1期生の小嶋陽菜(27)や3期生の柏木由紀(24)ら先輩メンバーも数多い中で、難しいかじ取りを迫られる。

 しかし、高橋は「(横山は)不器用なところもあるけれど、周りのメンバーに“一緒に頑張ろう”と思わせてくれるところが魅力なので、楽しく自分らしくやってほしい」と期待している。

 横山は総監督就任時、スポニチ本紙の取材に「私はカリスマ性とか背中で引っ張るタイプじゃない。“みんなと一緒に”がテーマ。なるべくメンバーとの距離を近くし、できるだけコミュニケーションを取りたい」と抱負を語っていた。

 昨年12月8日の10周年記念特別公演の際には「AKBのライバルはAKB。初期メンバーがつくったAKBに負けないAKBを私たちがつくっていきたい」と宣言した。

 高橋も「過去にとらわれてほしくない。ゼロからみんなで新しいAKBをつくってほしい」と希望を述べており、横山総監督の手腕に期待がかかる。

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