三山ひろし、レコ大でけん玉を失敗した本当の理由は緊張ではなく…

[ 2016年3月9日 10:02 ]

故郷で新曲ヒット祈願イベントを行った三山ひろし。けん玉の腕前は本物なのが…

 ある歌手の行動をテレビで見て、気になっていたことがある。それを直接聞ける機会があった。

 演歌歌手の三山ひろし(35)が先月21日、新曲「四万十川」の舞台となった高知県四万十市をキャンペーンで訪れた。ここに同行して取材した。三山は昨年、初めてNHK紅白歌合戦に出場して知名度をグンと上げたこともあってか、歌唱イベントを行った同市の不破八幡宮にはあふれんばかりの人、人、人。昨年の演歌・歌謡界で最大のヒットとなった「お岩木山」は、メロディーがかかるだけで大きな拍手。得意の「けん玉」でも拍手。次の演歌界を担う存在であることを実感した。

 その夜、三山に「お疲れ様でした。あっ、そういえば聞きたいことがあったんですよ」と声を掛けた。

 気になっていたのは、昨年12月30日の「第57回日本レコード大賞」でのこと。三山は「お岩木山」で優秀作品賞を初受賞。晴れの舞台で、自身の売りである「けん玉」を、歌唱が終わった後に披露する段取りだった。歌唱を終えたところで、スタッフが横からけん玉を手渡した。勢いよく技を繰り出すか…と思った瞬間、大失敗。やり直そうとするも、なかなかうまく技が繰り出せず、あわてふためいていたのだ。

 三山のけん玉の腕前は本物。段位は三段で“芸能界最強”だ。取材の度に目の前で見ているが、さまざまな技を繰り出し、歌いながらのけん玉も朝飯前。「女性にモテそうな技を教えてください」と言えば、「これはどうですか?」と言って、見たこともない技を簡単そうに披露してくれる。教えてもらっても、こちらは全然できないのだけれど…。

 失敗を見たことがなかったので、レコ大のステージ上ではどうしたのか。「大舞台で緊張した」という答えが来るものと思っていた。

 しかし、違った。「言い訳ではないんですけど…」と言った上で、「実はあの時、渡されたけん玉のヒモが絡まってたんですよ」と真実を明かした。「マイクを持っているので、元に戻すこともできなくて。そのままやったら、案の定うまくいかなくて…」。なるほど、そういう理由だったのか~。

 その後、三山は何度も「本当に言い訳するつもりはないんですよ…」と繰り返していた。手渡したスタッフのことを気遣っていたのだろう。この人柄が、お年寄りを中心とする演歌ファンの心を引きつけるのだろうと思った。(記者コラム)

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