勘三郎さんの意志継ぎ…七之助、遊女役に意気込み「突き破れるよう」

[ 2016年1月27日 15:52 ]

舞台「エターナルチカマツ 近松門左衛門『心中天網島』より」制作発表に出席したダブル主演の深津絵里(左)と中村七之助
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 女優の深津絵里(43)と歌舞伎俳優の中村七之助(32)がダブル主演する舞台「エターナルチカマツ」の制作発表が都内のスタジオで行われ、深津、七之助のほか、共演の伊藤歩(35)、中嶋しゅう(67)、「TEAMNACS」の音尾琢真(39)らが出席した。

 遊女・小春、治兵衛、その妻・おさんの三角関係を描いた近松門左衛門の代表作「心中天網島」をベースに”究極の愛”を描いた作品で、デヴィド・ルヴォー氏が演出を担当し、脚本は谷賢一氏の書き下ろしとなるオリジナルストレートプレイ。深津と七之助は本作が初共演で、深津は現代の売春婦・ハル、七之助は江戸時代の遊女・小春を演じる。

 この企画は、演出のルヴォー氏と故中村勘三郎さんとの出会いから立ち上がったものだといい、ルヴォー氏は「当初、勘三郎さんと話していた形とは違う形ではあるが、オリジナルの最初の思いは詰まっている」。勘三郎さんの次男である七之助のキャスティングが実現したことについては「とてもありがたく、特権のように感じています。数年前にはこんな経験をいただけると思っていなかった。七之助さんの出られた舞台を見させていただき、それがとても素晴らしかったのを覚えています。どこか運命というものは信じていますし、意義深いものだと感じています」と感激した。

 「父の意志を一歩受け継ぐことができまして、息子として大変うれしく思っています」と七之助も感慨深げ。「父は近松作品の歌舞伎をルヴォーさんに演出してもらいたいという思いがあった。父親が描いていたものよりももっともっとスケールが大きくなっているので、稽古が楽しみ」と期待を膨らませつつ、「父親がよく言っていた“型があって破るから型破りなんだよ、型がない人は破ったらただの型なしだよ』という言葉をちゃんと肝に銘じて、稽古で突き破れるように、いろんなことを試して、守りにならないよう、いろんな方とセッションしていきたい」と意気込んだ。

 東京公演は東京・Bunkamuraシアターコクーンで3月10~27日まで。

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